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ほうさんちゅうちいさなふしぎな生きもののかたちかんちくたかこ松岡篤/監修

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海をぷかぷかただようプランクトンのなかに「放散虫」という生きものがいます。
数ミリほどの小さなからだですが、とげとげしていたり、レース編みのように繊細だったりと、複雑で美しい、目を引くふしぎな形の骨や殻をもっています。
しかも、骨や殻の成分は、ガラス製品と同じもの!
この小さくて透明なガラスの骨は、昔から人々の心を引きつけてきました。生物学者で進化学者でもあるエルンスト・ヘッケル(1834〜1919年)も放散虫に魅せられた一人です。放散虫の美しい形に夢中になり、たくさんのスケッチを残しています。
放散虫は、5億年以上も前から海のなかに暮らしていて、いろいろなかたちに進化しながら、現在も生き続けています。もちろん身近な日本の海にもたくさんいます。
こんなふしぎな生きものがくらす世界が、すぐ近くにあると想像すると、楽しくなりませんか?
この本を読んで、自然がつくりあげた形やデザインに出会ったお子さんたちが、生命の進化のふしぎや形そのものの美しさに好奇心をいだき、また電子顕微鏡という技術にも触れて科学のおもしろさにときめいてくれたらと願います。（出版社の紹介文）

著者：かんちくたかこ松岡篤/監修

発行年：2003年

発行元：アリス館

サイズ：約296x207x9mm

製本仕様：ハードカバー

状態：カバーに少しヨレあり。本文の状態は良好です。

*状態につきましては、正確な情報を記するように心がけていますが、すべて店主の主観による判断になります。
お客様のご判断とのずれが生じる可能性がございます。

古本の味わいとしてご理解の上ご注文下さいます様お願い致します。